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学校は何もしてくれないと思ったとき 義務教育の期間を大切に

学校で、集団行動からはみ出してしまう子どもさん。

 

本人だけではなく保護者の方も苦しいと思います。

 

我が子の不適切な行動が続くと保護者の方の気持ちも不安定になり、担任の先生や学校とコミニュケーションがうまくいかないこともあります。

 

「学校は何もしてくれない。」と不満や怒りでおさまらない。

 

 

そんな時は、今後のことをどう考えていけばいいのでしょうか。

 

 

 

 

 

学校は何もしてくれないのか?

「学校は何もしてくれない。」と担任の先生や校長先生に叫んでいるお家に共通の状況があるように思います。

 

校長先生が子ども対応をしている

特に問題を起こさない子どもさんは、授業、給食、そうじなどほぼ担任の先生1人に教えてもらったり生活の面倒をみてもらっています。

 

ところが集団からはみ出してしまった子どもさんは、担任の先生が追いかけきれないため、校長先生や教頭先生の出番となります。

 

授業中にその子どもさんの横についたり、別室で話し相手をしたり。

 

問題のない子どもさんが校長先生と接するのは、廊下であいさつをするくらいです。

 

担任の先生からよく電話がくる

子どもさんに「何か」あったときには、夕方担任の先生が保護者に電話連絡をいれます。

 

教室を飛び出した、授業妨害をした、友だちに暴力をふるった、勉強の進度が全く追いつかないなど。

 

電話連絡をするということは、学校側からすれば機をのがさず保護者の方に事態を報告し、子どもさんの対応にあたろうとしているわけです。

 

保護者の方がよく学校にいく

多くの保護者の方が参観日以外に学校に来ることはありません。

 

もし保護者の方がそれ以外で学校に来ているということは、学校側のどなたか先生と話しをしたり相談をしにきているということです。

 

担任の先生以外にも、やはり校長先生や教頭先生などが対応されています。

 

学校と対立することの不利益

「モンスターペアレント」という言葉がすっかり定着している昨今ですが、学校に怒鳴り込んで子どもさんに何かいいことはあるのでしょうか。

 

子どもさんがどうして不適切な行動をおこしてしまうのか。

 

1つでも2つでも掘り下げて保護者の方と担任の先生が気持ちを同じくして取り組むことができれば、子どもさんが集団になじむことができたり、何らかのうれしい状況につながっていくのではないでしょうか。

 

子どもさんが自信を持つことができ、生きていく力をつけていくことこそが保護者の方ののぞみのはずです。

 

 

まとめ

義務教育は小学校6年と中学校3年の9年間。

 

高校の3年間を入れても12年間。

 

学校を卒業したらどうするのか、どうなるのか。

 

だれが親身になって相談相手になってくれるというのでしょうか。

 

担任の先生や学校を悪者にして、この大切な12年間が過ぎてしまってはあまりにもったいないと思います。