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どうやって空き家を売りにだす?市町村の空き家バンク登録から始めてみては

実家が空き家になり5~6年経ちました。

 



そろそろ売却しようと思いたち、ついに不動産業者の方にお願いするところまでたどりつきました。

 

なぜ売却を思いたったのかや、不動産業者の方にお願いするまでの方法をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

売却を思い立った理由

空き家になると家の傷みが早くなると聞いていても、すぐには売却する気になれないのが実家です。

 

ここで売却を思いたった理由は次の3点です。

 

  1. 電気代が気になってきた
    最初の1~2年は電気もガスも水道もそのままにしておきました。

    年間で5万円程度の出費でしたが、ほとんど気になりませんでした。

    それが、だんだんとその出費が気になり始め、ガスを止め、水道を止め。

    夕方や夜に困るからと残しておいた電気も、ほとんど使わないため料金の支払いが気になってきました。


  2. 人気のない家の中がうら寂しい
    家財道具も少しずつ処分していき、家の中はずい分すっきりしています。

    それもあって、本当に人気がなくうら寂しい感じなのです。


  3. 夏の草取り
    草取り自体も大変ですが、草ぼうぼうになった実家を見るのもつらい。

    自分が住んでいる家の草取りもままならないのに、住んでいない家の草取りはとてもできません。

空き家バンクとは

空き家バンクは、市町村に担当部署があります。

 

空き家バンクに登録されると、市町村のHPで該当物件を紹介してもらえます。

 

近隣の市町村のHPをのぞいてみるとどこの市町村にもあったので、先ずは市町村に問い合わせをしてみるのがいいと思います。

 

登録の流れ

  1. 登録申込み(市町村の担当部署へ)

  2. 取扱い業者の決定
    市町村が都道府県宅地建物取引業協会に取扱い業者の選定を依頼し、物件の売却を担ってくれる不動産業者が決まります。

  3. 物件確認
    市町村担当者と不動産業者が物件を見に来ます。

    外観や家の中を見て回り、写真を撮っていきます。

  4. 査定金額の提示
    不動産業者から売却金額の目安が示されます。

    この金額で売却する必要はなく、この金額を参考に、いくらで売却していきたいのか考えることになります。

  5. 不動産業者と契約
    売却をお願いするための契約をします。

  6. 物件登録
    空き家バンクに登録され、市町村のHPや不動産取扱い専門のHPで紹介されます。

空き家バンクのメリット

申込み先は市町村だから安心
直接、不動産業者に当たるという方法もあります。

 

しかし、不動産の処分をしたことがなく不慣れな身では、どこの不動産業者にお願いすればいいのか、そこからわかりません。


その点、空き家バンクは市町村に申し込むため、わかりやすく安心感があります。

同時に他の不動産業者に依頼もできる

空き家バンクでの取引きは「一般媒介契約」になり、同時に他の不動産業者に依頼したり、自分で買い手を見つけて売却することもできるとの説明を受けました。

 

(その際には、空き家バンクで契約した業者にそのことを伝える必要があります。)

 

家財処分への補助金がある

空き家バンクに登録されている住宅の家財を処分した費用に対して、補助金が出ます。

 

詳しい条件などは、お住まいの市町村に確認してください。

 

まとめ

多くの人が、空き家となった実家のことを頭の隅におきながら、日々を過ごしているのではないでしょうか。

 

あんなに古い家が売れるのか?

車の入りづらい細い道を入らないといけない場所にある。

所有している兄弟が遠方にいて話がなかなか進まない、など。

 

心配していても時間が過ぎてしまうだけ。

 

今は資材が高く、新築ではなく中古物件を探す人も多くいるとか。

 

先ずは、空き家バンクについて市町村に問い合わせをすることをおすすめします。