空き家の売却手続きもすみ、一安心。
買い手が現れる前にできるだけ家の中を片付けてしまおうと、小物の整理をしています。
不動産業者の方からは、家財道具は専門の業者が全部持っていってくれるので、現状程度に片付いていれば、内覧に問題ないと言われています。
しかし、処分業者に丸投げはできそうにありません。
押し入れの中の物まで逐一自分で確かめないと気がすまないのです。
そうできるだけの時間と気力体力がぎりぎり残っているともいえますが。
最後に残る4つの物
ゆっくりではあっても、数年かけて片づけをして最後に残っている主な物は次の4つでした。
- アルバム
家族のアルバムが約50冊ほど残されています。
棚1つがアルバムでいっぱいなのです。
- メモ書き
ノート20冊ほどあります。
「何をいつ、いくらで買った。」「いつ、どこへ出かけた。」などなど。 - 賞状
子ども(つまり私)の書道の賞状から始まり、親の表彰関係の額が家中の壁にかかっています。
その数、約40枚。 - 食器
自家用、お客さん用の様々な食器。
タッパー、はし、ボール、なべ、フライパン、はかり、お盆、まな板、包丁、水筒、魔法瓶、重箱。数えきれません。
アルバムを片付ける方法
つまり、どういう小物が残っているかというと。
重くてかさばる
思い出その物
重くてかさばり、思い出その物たる「最強」はアルバムなのではないでしょうか。
今回は、この「最強」アルバムの片付けかたをお話します。
- 自宅に持ち帰る
空き家が遠方であると自宅への持ち帰りは大変かもしれませんが、いったん持ち帰り、落ち着いたところでゆっくり見てから処分する。 - どれだけ残すか最初に決める
全部処分してしまうことは、心情的にむずかしそうです。
そのため、どの写真を残すのかアルバムの中から選んでいかなくてはなりません。
そして、この作業に入る前に最終的に何枚残すのかを決めておかないと、結局片づかず、アルバムの山が実家から自宅に移っただけになってしまいます。
立派な表紙や厚い台紙でできたアルバムは、処分自体が大変です。
そのため、簡易的なポケットアルバムを買ってきました。
サイズはハガキより一回り大きい程度です。
近くのホームセンターに行くと、60枚入り、120枚入り、360枚入りなどがあり、迷いましたが120枚入りのものを買ってきました。
つまり、アルバム1冊から2~3枚ずつ残すことになります。
このポケットアルバム1冊であれば、捨てるのも簡単でしょう。 - 先ずは自分の写真から処分
実家にあるアルバムは、「自分の物」と「親の若い頃の物」とがありました。
親の若かりし日の写真を見ていると、こんな時期もあったのかと手が止まり、どうにもなりません。
自分の写真の方がまだ判断しやすく処分が進むのではないかと思います。
写真選びに迷う時は
写真選びを迷うのは、いったん捨ててしまったら取りかえしがつかないからです。
「とっておけばよかった。」と苦しむことになるのは避けたいものです。
そんな時は、「この何十冊ものアルバムを次の世代に残せるだろうか?」と考えてみるとふんぎりがつきそうです。
残す写真が選べない‥‥
↓ ↑
自分がいなくなったらだれが処分する?
それにしても、困った作業ですね。
処分して後悔した物
ところで、多くの物を片付けていく中で、処分を後悔した物もあります。
私の場合、それは「中国製の銅製つぼ」です。
つぼにも花瓶にも興味がないため、調子よく処分してしまったのですが、しばらくして中国の宮廷ドラマを見ていたら、似たようなつぼが出てきたのです。
お気に入りのドラマに出てきたものですから、急にそのつぼが惜しくなってしまったのです。
かさばる物ではなかったため、とっておけばよかった~。
少しであれ現金になる物は処分のモチベーションが上がりますが、後の祭りとなってしまいました。
まとめ
自宅の一室に鎮座するアルバムの山をすっきりさせたいけれど、亡き親の写真を見かえすのは傷に塩をすりこむようでつらい気持ちがよみがえります。
アルバムの整理は始まったばかりです。
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