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【放送大学】心理学の面接授業 必要なパソコン操作はどの程度?

放送大学の授業形態は、「TV」「インターネット」の他に、直接授業を受講する「面接授業」があります。

 

『心理学実験』の面接授業は2日間にわたります。

 

事前の授業案内には「実験の実施、結果のまとめ、レポート作成等にパソコンを使いますので、基本的なパソコン操作を習得されていることを希望します。」とあります。

 

基本的なパソコン操作とは、いったいどの程度をさすのか。

 

 

実際に授業を受けレポートを作成した経験から、必要なパソコン操作についてまとめてみました。

 

 

 

 

 

 

授業の日程

私が受講した授業は2日間8コマでした。

 

この8コマの中で、4つの実験に取り組みました。

1日目

第1時限   9:50~11:20

第2時限 11:30~13:00

第3時限 13:50~15:20

第4時限 15:30~17:00

 

2日目

第1時限   9:50~11:20

第2時限 11:30~13:00

第3時限 13:50~15:20

第4時限 15:30~16:15

 

授業中に必要なパソコン操作

指定されたキーを押すだけ

4つの実験のうち、パソコンを使って行うものは2つありました。

 

どちらも、出てくる画面の内容を判断して、指定されたキーを押すだけのものです。

 

例えばこんな感じです。

 

「赤」という文字が出てきたら、キーの「B」を押す。

「緑」という文字が出てきたら、キーの「N」を押す。

「黄」という文字が出てきたら、キーの「M」を押す。

 

これを繰り返します。

 

ワードやエクセルを日々使っていれば、特にむずかしくはありません。

 

普段パソコンをほとんどさわっていない人でも、これならいけそうです。

 

しかも講師の先生はとても親切で、キーボードのどの位置に「B][N][M」があるかまで説明してくれました。

 

 

レポート作成に必要なパソコン操作

文章の作成

レポートに書くことは次の4点です。

①目的

②方法

③結果

④考察

(⑤引用文献があれば)

難しいテクニックを駆使して、見た目を飾る必要はありません。

 

とにかく、この順に報告書になっていればいいのです。

 

実験データの集計

実験の回数が多いため、実験結果をまとめるのにエクセル(表計算ソフト)を使わざるをえません。

 

そうでないと、上記の「③結果」が出てこないのです。

 

結果が出なければ、考察をすることもできません。

 

実験数が1番多いもので、約300回ほどの実験が様々な要因を組み合わせてランダムに行われます。

 

エクセルの表でいうと、「行が300」で「列が7」。

 

この規模のデータを、組み合わせ別に、手作業(目視)で抜き出していくことはほぼ不可能です。

 

①データの並べ替え

②合計値を出す

③平均値を出す

④表の罫線をひく

⑤表に色をぬる

⑥グラフをつくる

この程度は最低限必要になります。

 

文章作成同様、表やグラフを立派にする必要はありません。

 

まとめ

講師の先生いわく。

 

「いつでも、いつからでも遅くありません。」

 

「エクセルをやったことがない方は、ここから始めていきましょう。1回覚えてしまえば、とても楽ですから。」

 

実験データはUSBで持ち帰り、レポートを作成します。

 

そして、提出までには2週間あります。

 

そのため、エクセルに自信がない人でも、家に帰ってから家族や友だちに教えてもらいながらまとめることができます。