実家が空き家となり、少し落ち着いてくると気になるのが光熱水費です。
契約をそのままにしておくか、解約するか迷うところです。
空き家にどの程度足を運べるのか、基本料金、開閉栓手数料などをふまえて判断することになります。
引き続き使用する場合に見落としがちなのが、電気の契約アンペアの見直しです。
基本料金
月々支払っている電気料金は、次の計算からなっています。
電気料金 =(A)基本料金 +(B)電力量料金
空き家となれば、電力量(使用量)はそれまでと比べて減ることが想定されるわけですから、それに伴い(A)の基本料金の見直しができるかもしれません。
基本料金は契約アンペア数により、東京電力の場合は次のとおりです。
適正なアンペアの選び方
主な電気機器のアンペアの目安もTEPCOのホームページに出ていました。
主な電気機器のアンペアの目安│ご契約内容の変更│東京電力エナジーパートナー
空き家の場合
空き家の場合、同時にあれもこれもと電気機器を使うことはなさそうです。
そのため、契約アンペア数は1番アンペア数の高い電気機器に合わせておけばいいのではないでしょうか。
1番アンペア数の高い電気機器より少ないアンペアの契約にしてしまうと、そもそもその電気機器が使えないということになってしまいます。
我が実家の場合、使うとすると電子レンジ(15アンペア)が1番アンペア数の高い電気機器でした。
うっかり、電子レンジとテレビを同時につかってブレーカーが落ちたら、どちらかを止めておけばいいだけのことです。
変更方法
変更の手続きは、契約している電力会社へ電話等で連絡をします。
アンペアブレーカーの取り替え工事による立ち合いの有無や費用は、契約先へ確認をしてください。
まとめ
現在は、家中に便利な電気製品があふれています。
老親世帯であっても、以外に高いアンペア数になっているかもしれません。
固定費を減らすことは節約の基本だと聞きます。
40Aから15Aへ変更すると月にして約700円、年間で8,000円以上の節約になります。
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