このところ、よくキムチを食べています。
夫の好物のため、我が家の冷蔵庫ではちょくちょく見かけるものですが、私は辛いものが苦手なので、これまで食べることはほぼありませんでした。
なぜ急にかというと。
スパイシーを取り入れたら、軽やかになる?
人は、四つの気質の混合から成り立っているという《四気質》の本を読んだからなのです。
ああ、やっぱりと思ったことは、体の《重さ》も《体形》も《気質》も食べた物でできているということです。
特に気になったのは、《体形》と《気質》。
そして、四つあるというと、じゃあ私はどの気質にあてはまるのかしらと急ぎたくなりますが、そうではなく、今の自分はどの気質が一番あてはまるのかを探しだし、ハーブティーやスパイスなどの食事などを工夫することにより、気質のバランスを取っていこうというものです。
本には「今、優勢になっている気質」を見つけるためのチャートが付いており、それを夫と2人でやってみたのです。
その結果を、本の用語を尊重しつつも私の言葉で言わせてもらうと、夫は《スパイシーな食べ物が好きで、プロポーションが良く、物事をさほど深刻に受け止めず、現実の苦労を軽やかにすり抜けている》人。
対して私は《重めの炭水化物が好きで、特に下半身のどっしり感とむくみがひどく、物事を深刻に受けとめがちで、現実の苦労をまともにかぶってしまう》人。
本の著者に「何か、感情的になっていませんか~」とか言われてしまいますかね(笑)
この結果に基づき、本の中では、スパイシーなものがすすめられているのです。
キムチ登場
そこでキムチとなったわけです。
そういう背景というか効果を期待しているせいもあるのか、食べてみると、辛いだけではなく、うまみもあり、「おいしいよ♡キムチ」。
しかし、困るのが塩分。50代にこの塩分はきついですね。
お豆腐の売場面積と肩を並べるキムチ
行きつけのスーパーの棚には、30種類以上のキムチが並んでいます。
よく見ると、お豆腐売場と同じくらいの面積を誇り、梅干しの売場面積の5倍はありそうです。
あれっ?日本人は、今や梅干しよりもキムチを食べているということなんですか。
食品需給研究センターの推計によると、漬物の生産量の中でキムチはダントツ1位なんですね。
食べていなかったのは、私くらいだったのか。
また、2006年にアメリカの健康誌『ヘルス』で発表された「世界五大栄養食品」にもキムチが入っていました。その5つとは、
●韓国のキムチ
●日本の大豆
●インドのレンズ豆
●スペインのオリーブオイル
●ギリシャのヨーグルト
だそうです。様々すばらしい効用があるようです。
「世界五大健康食品」って何? 日本の〇〇もランクイン! | 株式会社イームインターナショナル
優しい食べ方
市販のキムチに白菜を足してみました。
用意するもの(1人分)
白菜 1枚
キムチ 20グラム(大さじ1)
この商品は1パック80グラムです。
作り方(1人分)
1.白菜を適当な大きさに切り、ボールに入れる。
2.キムチ大さじ1を入れ、混ぜる。
こんな感じです。
左側 ざく切り
右側 同じ分量ですが、白菜を千切りにしてみました。
辛味、うまみ、塩分、十分です。千切りにすると、より味がなじみやすいかと思いましたが、大きめに切った方が歯ざわりがよく好みです。
食事のたびに混ぜ合わせるのが手間かと、一度に大量に作ってもみましたが、3日目には水っぽくなってしまい、塩分もよく抜けますが、辛味もうまみも抜けてしまい、おいしく食べるためには、その都度作るほうがよさそうです。
プロが作った味はそのまま、塩分排出効果があるカリウムを多く含む白菜をちょこっと足すだけです。
白菜の効用については、こちらをどうぞ
旬の食材 (白菜の栄養)
気質の話に戻ると
辛いものは嗜好品のため、特に気にしてこなかったのですが、体の中を燃やし、気質まで身軽にしているとしたら、すごいですよね。
ちなみに、四気質の本はこちらになります。
学術的な表紙と3,000円(税抜き)の金額から、引き気味になるかと思いますが、人の気質についてとてもわかりやすく書かれており、消化を助けるハーブティーも紹介されています。
それにしても、食べ物の好きや嫌いの志向は、生まれつきなんでしょうか。
それとも、育ってきた環境によるものなのか。
もし、生まれつき辛いものが好きだとしたら、ちょっとお得だなと思ってしまいました。