かわいいハート型の葉に、きれいな黄みどり色の「リシマキア オーレア」。
寄せ鉢や庭の一部に這わせてみたいと、購入しました。
最初はプランターに植えておきましたが、あっという間に広がっていくため、地植えにして様子を見ることにしました。
日に日に広がりゆく
横長のプランターに2ポット植えましたが、あっという間にきゅうくつそうになりました。
日に日に広がり大きくなっていくため、毎日見ごたえがあります。
このサイズのプランターに、ポット1つで十分でした。
半日陰が好み?
雑草に困っている場所に、1つずつ地植えしてみました。
すると、さほど日数が経たないうちに成長に差があらわれてきました。
木の根もとに植え、昼から夕方まで陽のあたる場所より、半日陰のほうが大きく広がり、葉の色もよく元気なのです。
(こちらは木の根元)
(こちらは半日陰)
雑草対策になるのか
地植えする時には、周りの雑草を抜いてから植えましたが、あたり一帯すでに雑草のあたまが見え始めています。
リシマキアは、背丈が高くならずに地面をはって広がっていきますが、フワッとしていて、気持ち高さがあります。
ぐんぐん気持ちよく伸びている葉の先に、ちょうど雑草も伸びてきています。
この「戦い」は注目です!
いったい、どちらに軍配があがるのか。
ここでリシマキアが雑草を覆ってしまうようであれば、雑草対策になります。
雑草がリシマキアの届かないところまで先に伸びるのか、その前にリシマキアが覆ってしまうのか、見逃せません。
あと2日もすれば、結果は出ているでしょうか。
カバープランツのメリット
コンクリートやアスファルトで固めてしまえば雑草対策は完ぺきでしょうが、お金もかかり、工事をしてしまえば後もどりはできません。
それに対して植物であれば、事前にプランターで育て四季の様子を確認することができます。
〇秋や冬も葉は枯れないのか
〇秋は紅葉するのか
〇成長の速度
気に入ったグランドカバープランツが見つかれば、数百円でお試しが可能です。
受講しているユーキャンの『ガーデニング講座』のテキストには、地面を覆うことについて、次のようにまとめられていました。
1 ベース
まずは地面をどうするか、ベースの部分を考えます。
花壇にして草花を植え込む場合、どこまでを花壇にするか、場所を決めておきましょう。
花壇以外のスペースも、資材や植物で覆うことを検討しましょう。
そのまま土の地面にしておくよりも、歩きやすく、雑草対策にもなります。
ユーキャン『ガーデニング講座』
テキスト1
戦いの結果
結論からいいますと、この度の「戦い」は雑草の勝ちとなりました。
リシマキアは、この雑草の「高さ」をのみ込めない「障がい物」と判断したようです。
雑草をさけて伸びていました。
そんなわけで、ここで人間が介入です。ここぞとばかりに抜いてしまいました。
雑草の跡地を、リシマキアがきれいに埋め尽くしてくれるといいのですが。
追記
秋
こちらは12月上旬の様子です。
中心部分は、やや元気がなく枯れているように見えます。
周りに伸びている葉は赤く色づき元気な様子です。
空に映える深紅の紅葉とまではいえませんが、立派に紅葉しています。
冬
2月中旬。雪にすっぽり埋まってしまっています。
春
2月上旬。雪がとけてきました。
枯れずにに生きています。
3月中旬。
越冬対策で上にのせておいた朝顔の枯れくきのあいだから、元気に伸びている様子がうかがえます。
真冬を持ちこたえることができたようです。
もう少し暖かくなってきて、あのきれいな黄みどり色を見せてくれるようになれば、「1周」したことになります。