今期も放送大学の受講が始まりました。
放送大学の授業スタイルは3つあります。
(受講の際には、各科目の条件をご確認ください。)
「テキスト有りのテレビ放送」か「テキスト無しのインターネット」か選べと言われれば、まったく迷いません。
私の場合、テキスト無しで授業を受けるというのはかなり違和感があります。
しかし、テレビ放送を選ぶと、必ず「通信指導」と「単位認定試験」を受けなくてはなりません。
好きで学んではいても、単位認定試験のことを考えるとややあせります。
順どおりにテレビをみたり、テキストを読んでいるだけでは時間が足りなくなってしまうからです。
試験が待ち受けているとなると、そこに照準をあわせた効率のよい勉強方法というものがあると思います。
以下、勉強のこつを4つご紹介します。
単位認定試験までの日程を把握
単位認定試験までの日程を把握することにより、実際の勉強時間はどのくらいとれそうなのかがわかります。
2022年度第1学期の日程は次のとおりです。
テキスト到着 3月30日(水)
*個人差あり
通信指導の解答提出期限 5月31日(火)
単位認定試験 7月15日(金)~7月26日(火)
テキスト
テキストの到着は、授業料を早く払い込めば早く到着し、払い込みが遅いとその分遅れれます。
そのため、振込用紙が届いたらなるべく早く払い込みをするようにします。
通信指導
通信指導の問題は、テキストと同梱されてきます。
単位認定試験という本試験の前に受ける、前段試験のような位置づけでしょうか。
期限までに提出しなかったり不合格となると、単位認定試験を受けることができなくなります。
今回私が受講した「社会・集団・家族心理学(‘20)」は4択で10問です。
合格ラインについての説明を見つけることができませんでしたが、テキストを見ながら制限時間なしでできるので、本試験に向けてのいい勉強になります。
択一式科目についての合否は、6月末ごろ送付されます。
単位認定試験
コロナ渦で自宅受験となりますが、今回はWEB方式で1科目50分の制限時間があります。
昨年までは、郵送方式で時間無制限だったため、今回は相当がんばらないと。
60点以上で合格となり、単位が認定されます。
こうしてみると、以外と日数がないことがわかります。
1日の勉強量を決める
テキストベースで配分すると
4月から7月の中旬まで約2ヶ月半。
ざっくり100日。
テキストは全部で246ページ。
1回読んだだけでは、とても頭に入らないでしょう。
3回読むとして‥‥。
246ページ ✕ 3回 ÷ 100日 ≒ 7ページ(1日)
テレビ放送ベース
週1回45分授業 × 15週となります。
15週が終わる頃には、単位認定試験がやってきます。
通信指導とテキストは同時進行で
こちらがテキスト。
こちらは通信指導問題です。
5月31日必着です。
中には問題と解答提出用のマークシートが入っています。
例えば、テキストを一通り読んでからこの通信指導の問題に取り組むのは得策ではありません。
なぜなら、読んだはじから内容を忘れてしまうからです(現在50代です。)
そこで、テキストを読み始める前に、この通信指導の問題にざっと目を通します。
テキストと通信指導の問題を同時に取り組んいくことのメリットは2つあります。
テキストを読みながら解答を探せる
どこに解答が書いてあるのかと探しながら読むのとそうでないのでは、同じであるはずがありません。
ページに載っているタイトルから、答えが書いてあるページが推測されます。
読んだ範囲の問題をその都度解いていくわけですから、なんとかなりそうです。
1ヶ月かけて246ページを読んだ後にこの問題にあたるのではどうにもなりません(私の場合。)
テキストのポイントがわかる
かなりの分量がある中で、問題にとりあげられている箇所は基本的でかつ重要ポイントでもあるのだと思います。
まずは、この部分のみでも、よくよく理解しておけばOKですよね。
勉強は、毎日か週末のみか?
仕事をしている場合、帰宅してから勉強をするの相当覚悟がいりそうです。
しかし、平日にやらないとその分週末の量が増えるわけです。
そうなると、週末にテキストを開くのがおっくうになってきます。
1日の分量をなるべく減らすためにも、1日3ページでも読みすすめることが肝心なところです。
よくばらず、めげずに1歩1歩すすめていくことが大切ですね。