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納骨の時期はいつにする?遅めの納骨のメリット・デメリット

両親が亡くなってから4年目に入ったところで、ようやく納骨をすませました。

 



四十九日や一周忌に納骨をする人が多いとききますが、三回忌よりもさらに後となり、かなり長い間お骨をかかえていました。

 

無事に納骨がすみ安心するとともに、遅めの納骨についてのメリットやデメリットについて考えさせられました。

 

 

 

 

 

 

メリット

〇ふんぎりがつく

両親が同時期に亡くなり、当時は衝撃で、墓石の中にお骨を入れてしまうことに非常に抵抗がありました。

 

3年以上たつと、ようやく、そろそろいいかなという気持ちにもなってきます。

 

 

〇仏壇回りを整理する

仏壇の引き出しにしまっていた免許証などを処分しました。

 

生きているからこそ使えるものであり、見ているとつらくなります。

 

当時は捨てられずに保管してありましたが、納骨をすませたことで処分にふみきることができました。

 

おかげで仏壇回りが整理され、すっきりしてきました。

 

 

デメリット

四十九日あたりに納骨していれば覚えているようなことでも、3年以上たつと記憶も遠のいていきます。

 

〇どちらの骨かわからない

これはお骨が2つあるからこその話なのですが、いざ納骨となり、「どっちがどっちだっけ?」。

 

壺をいれた木箱を包んでいるカバーの模様が違うのですが、3年以上たっていると覚えていません。

 

埋葬許可証がお骨と一緒に木箱に入っていなければ、どちらかわからなったかもしれません。

 

〇埋葬許可証はどこに?

その埋葬許可証ですが、納骨の日を決めたあと、どこにしまってあるんだっけ?と青くなりました。

 

埋葬許可証がなければ納骨できません。

 

再発行の手続きになるかと一瞬あせりましたが、火葬場でお骨と一緒に木箱の中に入れておきますと言われたことを思い出しました。

 

火葬や葬儀の前後はあわだたしく、相続などで書類もいっぱいになります。

 

お骨と一緒にしておくことは、紛失しないための唯一の方法かもしれません。

 

まとめ

納骨をこの時期にできたのは、お寺の方でいつでもいいと言ってくれたことが大きかったと思います。

 

もし、四十九日にすべきものだと言われたら、そういうものだと思いそうしたかもしれません。

 

法要には時期に応じた意味があるのでしょうが、こういったことに不慣れなため、慣例の決め事にとらわれず、自分の気持ちに納得のいくところで納骨をすることができました。

 

無理せずに、納骨しようという気持ちになるまでお骨を手元においておくと、その後の気持ちのふんぎりも少しずつついてくるのかなと思います。