はてなブログを始めて3年が経ちました。
始めた当初と違い、だんだんサーチコンソールの指摘事項に頭を抱えることが多くなってきました。
サーチコンソールの登録はブログを始めてから1年ほど経ってからで、登録してみたとはいうものの、当初はほとんどのぞくこともありませんでした。
ところがその後サーチコンソールからの通知に気づきクリックしてみると、「モバイルで見たときに改善が必要」とのこと。
「改善が必要」から「良好」判定になるまで2つの作業をしましたが、記事を1つずつ修正していくのはとても大変でした。
最初から知っていればそうしたのに‥‥!
ブログを始めてから3年で、最初にこれだけは気をつけて記事づくりをしないといけないことを思い知ることになりました。
FIDが赤点
サーチコンソールで、ブログのURLが「不良」か「改善が必要」か「良好」なのか判定されています。
パソコンから見ると全て「良好」であっても、モバイルで読んでもらうには100記事ほどが「改善が必要」となっていました。
「改善が必要」なURLをクリックし、またその中にある「デベロッパー向けリソース」をおそるおそるクリックしてみると、各記事ごとの「採点表」にたどりつきました。
ウェブに関する主な指標の評価 不合格
パフォーマンス 40(点?)
とまあ、だいたいの記事がこんな感じでした。
私の場合はFIDという数値が一定基準を超えており赤点となっていました。
それでは「FID」とはそもそも何なのか。
サーチコンソールでは次のように説明がありました。
FID は、ユーザーが最初にページを操作したとき (リンクをクリックしたり、ボタンをタップしたり、JavaScript を使用して実装されたカスタム コントロールを使用したりしたとき) から、その操作に応じてブラウザーが実際にイベント ハンドラーの処理を開始するまでの時間を測定します。
そして求められる一定の基準とは、FIDが100ミリ秒以下と書かれています。
100ミリ秒=0.1秒
私の記事はFIDの数値が高くて200くらいありました。
200ミリ秒=0.2秒です。
0.2秒で遅いとは‥‥‥。
画面づくりに凝っているわけでもないのに、なぜ動きが重いのかも心あたりがありません。
FIDの改善
「デベロッパー向けリソース」の中を見てみると、改善点が約20項目ほど並んでいます。
読んでみても、英文字やカタカナが多くてそもそも書かれていること自体が理解困難です。
とても全項目対応できないため、その中から2つ取り組んでみました。
使用していないJavaScriptの削減
たいした画面の作り込みはしていないとはいうものの、見出しに色をつけたりカテゴリーのメニューボタンをつけてみたりしています。
というわけで、はてなブログの「設定」や「デザイン」の画面を全見直し。
しかし、自分でくっつけたものでありながら、どれが何を意味しているのかすぐにはわかりませんでした(自分でやったことなのに!)。
必要な物を消してしまい画面からボタンがなくなってしまったり、最後まで意味のわからないものは削除してみてブログに影響が出ていないかどうかしばらく様子をみたりしました。
この作業を通じて気をつけることは次の2点。
- JavaScriptは削除する前に別の場所にコピーしておく
- 不要なJavaScriptはその都度削除して、ブログに貼りつけたままにしておかない
ネットで検索してみると、このJavaScriptに関しては「削除」の他にも「最小化」「遅延読み込み」「分割」などの方法があるようです。
しかし例えば「遅延読み込み」するためには、また新たにJavaScriptを貼りつける必要があり、いいのか悪いのか自分にはわかりません。
とにかく、シンプルに「不要な物は削除」に徹してみました。
画像を軽くする
写真もスマホで撮影したものをそのまま記事に貼りつけていました。
スマホの画像はとても高画質なため「重い」というわけなのです。
この画像を軽くする作業が大変だったのです。
なにせ、記事ごとに1つ1つやっていかなくてはならないからです。
ブログを始めた当初、自分で撮った写真を記事に貼りつけて記事が完成した時には感動したものですが、知らずに3年間「重い」ものを貼りつけ続けてきたというわけなのです。
この作業はとても一気にはできないため、アクセス数のある記事から修正していくのがおすすめです。
始めるときに気をつけること
「モバイルユーザービリィティ」と「ページエクスペリエンス」の2つのモニタリングを行いながら、記事を書き画面を作りこんでいく。
つまり、両者の評価のバランスをみながらページ作りをしていく。
そうすれば、あとからたくさん修正しなくてもすむというわけです。
画面を作りこんでいくと、読みやすく素敵なブログなっていく反面、読み込み時間がかかり重くなります。
しかし、「重くて時間がかかるから軽くしなさい。」という指摘をした同じサーチコンソールから、「ユーザーから求められるブログを作りこんでいきなさい。」的なメッセージも届いています。
「軽くて早い画面」と「見てみたいと思う素敵な画面」は反比例しているのでは?
大き目のフォント数、画質の良い写真、作りこんだデザインなどモバイルユーザービリィティをすすめていくと、サイトの速度が遅くなりページエクスペリエンスの評価がさがってしまいます。
なぜサーチコンソールからの指摘事項を一生懸命改善するのかというと、どうしてもアクセス数に影響していると思われるからです。
そんなわけでブログを始めると同時にサーチコンソールの登録は必須なのではないかということです。
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