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【高齢者の活躍】スマッシュを決める奇跡の95歳

今週のテニス教室も、注目は95歳のAさんです。


今回はどんな「神技」を見せてくれるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 スマッシュの練習

3回目のテニス教室にして、「次はスマッシュの練習をやりましょう。」とコーチから声がかかります。

 

スマッシュをするなんて、20代の時以来かもしれません…。

 

ちょっと私には無理じゃないかなと、列の一番後ろにそっと並びます。

 

それよりも、Aさんはどうするのでしょう。

 

まさか、95歳でスマッシュの練習をするのでしょうか。

 

50代の私でさえ、スマッシュなんてきるだろうかと心配だというのに。

 

Aさんを探すと、なんと既に列に並んでいるではありませんか。

 

スマッシュ、やれるんだ…!すごい…!

 

コーチも周りの人達も、まったく気にせずスマッシュの練習は始まっていきます。

 



 奇跡のスマッシュ

Aさんの順番がきました。

 

コーチが上げるボールは他の人のボールよりやや低いとはいうものの、見事にボールをとらえ気持ちよく決まります!

 

心の中でビックリ仰天しているのは私だけでしょうか!?


今日もまた、すごい姿を見せてもらいました。


Aさん、本当にありがとうございます。

 

 今日の神の御言葉

それにしても、普段はいったいどんな生活をしているのでしょうか。

 

何を食べたら、そんなふうになれるのでしょう。

 

水分補給タイムの時に、さりげなく話しかけてみます。

 

「Aさん、練習が終わった後、お昼は何を食べる予定ですか?」

 

「そうね、何を食べようかしらね。」

 

(決まっていないんですね。)

 

「あのね、私くらいの年になると、お腹いっぱい食べても体重が減っていくのよ。」

 

(お腹いっぱい食べて、体重が減っていく?)

 

「それで、体重が減るとね、持久力が無くなるのよ。」

 

「だからね、食べられる時にたくさん食べるといいのよ。」

  

止まらない夕食後のおせんべい、たまにやってしまう寝る直前のラーメンと自分を制御しきれない我が身になんとありがたい話でしょう。

 

「食べているのに体重が減る」

 

これまで、実感したことはただの1度もありません。

 

それでも、「食べているのに体重が減る」ということが自分の身に起こった時には、長生きできているんだなとありがたく思えばいいのでしょうか。

 

今日も本当にいい話を聞くことができました。