コロナ渦のもと自宅で過ごす時間が長くなると、家の整理に手をつけようと考える人も多いでしょう。
その中でも粗大ゴミの処分は、服などの整理とちがって、捨てるか迷っているわけではないのに、なかなかすすみません。
処分の方法や費用がよくわからないことが理由だと考えられます。
自治体
多くの自治体では、収集するゴミの種類、分別の方法、収集カレンダーをまとめた「ゴミの出しかた」を年度がかわるたびに全戸配布しています。
隣組の組織に加入されない若い方の1人暮らしでも、不動産業者や家主さんが用意してくれるケースが多いようです。
お手元にない場合は、お住まいの自治体のHPで確認することもできるでしょうし、自治体の出先機関に置いてある所もあります(もちろん無料!)。
わが町では、自治体は粗大ゴミを直接収集はせず、地区の粗大ゴミ回収を利用するか直接専門業者に連絡するかの2通りとなっていました。
地区の粗大ゴミ回収
そろそろ畑に置いてある灯油タンクを処分したいと思っていたところ、地区の有料粗大ゴミ回収の回覧板がまわってきました。
お知らせには、粗大ゴミの種類と処分費用が一覧になっています。
しかしその中に、灯油タンクはありませんでした。
そもそも、鉄製で重く、持ち込みができません。
近場の地区の回収では対象とならず、残念。
専門業者
そこで、専門業者へ連絡となったわけです。
専門業者といっても、どこに連絡するのかわかりません。
自治体は紹介してくれるのかと、さきほどの「ゴミの出しかた」を見てみると、数社紹介されていました。
灯油タンクの処分費用
ある業者に電話をして、処分費用を聞いてみました。
処分費用 700円
合計 5,500円
1人では重くて持ち運べないため、作業員は2人必要になるとのことでした。
もし、私が作業員さんと一緒に運ぶことができるのであれば、作業賃は1人分でよいとのことです。
それにしても5,500円という値段は、処分をおもいとどまらせるのに十分な金額です。
無料で処分した方法
きっかけ
それから数か月経ったころ、「お困りの不用品を無料で回収します」のチラシがポストに入っていたのです。
回収品の中には「灯油タンク」の文字はありませんでしたが、「鉄」というのがありました。
連絡先
会社名は「〇〇商事」で、連絡先は携帯番号になっています。
「古物商許可証第〇号」「金属くず行商の証第〇号」の記載はありましたが、連絡先が携帯番号であるのがやや心配ではあります。
回収方法
それでもとその番号に電話をして、灯油タンクを回収してもらえるか聞いてみました。
回収日は決まっていたので、その日の朝、このチラシを灯油タンクにはりつけておくと、順に回収していってくれるとのことでした。
午後、畑を見にいくと、灯油タンクは無事引き取られたあとでした。
処分費用
無料で回収してもらいました。
まとめ
〇まずは、自治体の粗大ゴミの処分方法を確認
〇回収方法と費用を確認
〇費用が高く処分を急がない場合は、「〇月〇日、このあたりの不用品を無料回収に来ます」ちらしを待つのもあり。
粗大ゴミは、捨てることに未練はないにもかかわらず場所をとっています。
回収の方法と費用さえ折りあいがつけば、片づいたことによる満足感は大きいものです。
気になっている粗大ゴミがあるようでしたら、まず1つとりかかってみてはいかがでしょうか。