今日の学習ボランティアは、小学1年生のプールの授業でした。
ふだんの算数の授業と比べると、万が一の時には生命にかかわります。
何かあったときに多少なりとも役にたてるようにと、その昔受講した心臓マッサージやAEDの使い方をネットで復習してから学校に向かいました。
しかし、プールが始まる直前に担任の先生から受けた指示は、プールの底をよく見ているようにということではありませんでした。
先生の指示
授業が始まる数分前に教室の後ろで待機していると、担任の先生がやってきました。
「トコミさんには、A君にずっと付いていてもらいたいんです。そうでないと、周りの子どもにけがをさせてしまうので。」
(けが!?)
「全体の見守り(監視)は、もう1人のボランティアの方にお願いしますから。」
このプールの授業にあたり、学校からはボランティアが2人依頼されていました。
プールが広いため、監視用員が2人必要なのかと思っていたのですが。
A君の行動
教室の後ろに2列に並んでからプールに向かいます。
出発にあたり、先頭にいる先生が話をしていますが、後ろの方にいるA君は聞いていません。
前の子どもさんのお尻を蹴り上げたかと思うと、後ろの子どもさんの足を踏み、横の子どもさんの肩をパンチしたかと思うと、また後ろの子どもさんの足を踏むのです。
暴力行為の制止
この四六時中ともいえる「攻撃」に、ボランティアというより大人としてまずやるべきことは、ただちにその「暴力行為」を止めさせることです。
これでは、本当に周りの子どもさんがけがをしてしまいます。
言い聞かせている間がありません。
プールに向かう移動中も、手に持っているバスタオルをぐるぐる回して、周りの子どもさんの顔に当てようとするのです。
殴られれば、お尻でも肩でもいたいでしょうが、目に当たったら痛いだけではすまないかもしれません。
「危ない!」と言って制止にはいり、「痛いでしょう。」と言っては制止にはいる。
教室にもどってきて着替え、担任の先生にバトンタッチするまで、いったい何回友だちを殴り蹴りしたでしょう。
暴力行為の理由は何のか
怒っているわけではなく、いじめてやろうと意地悪な形相をしているわけでもありません。
どちらかというと、にこにこ笑って人のいやがることをやり続けているのです。
家でもこんな感じなのでしょうか?
算数の授業中は?
体つきはがっしりしており、このまま暴力行為が続けば、大人が制止するのも難しくなってくるかもしれません。
それにしても、これはいったい何のSOSなのでしょうか。
家庭環境などの状況は、ボランティアの私達には知りえないことです。
しかし、周りのけが防止だけではなく、このA君のSOSに応えるためには、大人手がかなり必要になりそうです。
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まとめ
A君の行動は、子ども同士の「小突きあい」の範囲を完全に超えている「暴力」になるでしょう。
そして、今回のボランティアへの依頼からすると、このA君のことはすでに学校全体で共有されていると推察されます。
そういえば、もうずいぶん昔の話ですが、自分の子どもが保育園だった頃、同じクラスにやはり暴力をふるう子どもさんがいました。
その親御さんいわく、「うちの子、活発で元気がいいんだよね〜。」
学校側と親御さんの認識が一致し、A君への支援がすすむといいのですが。
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