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送料無料になるまで買い足すかどうかはネット通販の迷いどころ 損をしない買い足し基準

いつでも、どこでも欲しいと思ったときに買い物ができる便利なネット通販。

 

実店舗との違いは2つ。

 

  • 実際の品物を手にして見ることができない
  • 送料がかかる場合がある

 

「5,000円以上のお買い上げの場合は送料無料」となっている場合、5,000円になるように買い足すかどうか、ネットの画面を見つめて迷うことは多くの方が経験していることではないでしょうか。

 

 

 

 

送料無料になるまで買い足すことを82.7%が経験

~ネット通販での「あるある」行動~ネット通販の普及がもたらす購買行動の変化とは?

 

送料を無料にしたくて買い足す「送料無料買い」は、82.7%が経験あり!

 

「〇〇円以上で送料無料」とあると、ついその金額以上買ってしまう「送料無料買い」は82.7%が経験。

 

特に、女性は88.0%と大多数が経験している。

 

ジャドマ通販研究所「ネット通販に関する消費者実態調査2013」

 

 

送料の扱いはさまざま

1点でも送料無料

私が利用している通販の中で、1点のみの注文でも日本全国送料無料としているところがあります。

 

その名は「ドモホルンリンクル」。

 

基礎化粧品などを扱っていますが、その中でも私のお気にいりは、「化粧落としジェル」です。

 

40代の後半のある日、首すじが透明感のない赤味を帯びた老化肌になっていることに気がつきました。

 

このジェルを使ってみたところ、赤味がなくなり青白さを取り戻すことができました。

 

 

しかし、ドモホルンリンクルが送料無料なのもわかる気がします。

 

商品はどれも決して安くはないのですから。

 

けれど自分にとっては、高い安いの問題ではない、唯一無二的な商品です。

 

 

注文金額にかかわらず送料は957円

近くのホームセンターをいくつか見て回りましたが取り扱いがなく、どうしても欲しくて通販で買いました。

 

リシマキアの苗です。

 

 

 葉の形がまん丸でかわいく、とてもきれいな黄緑色をしているため、庭のグランドカバーとして植えてみたいと思ったのです。

 

そこで、庭に植える前に、試しにプランターで育てて秋や冬はどんなふうになるのか様子をみてみようと。

 

購入金額です。

2株セット816円✕2個=1,632円

送料           957円

計            2,589円

 

近くの店舗で売っておらず、どうしても欲しかったため、送料がかかったことに後悔はありません。

 

毎日リシマキアを植えたプランターを見て楽しんでいます。

 

 

5,000以上で送料無料

このパターンが今回の話しのメインになります。

 

私が迷うのは、ファンケル化粧品でハンドクリームを買う時です。

 

 

冬場、がさがさになっている指にこのクリームを塗ると荒れ感がただちにおさまり、しかもべとつきません。

 

人と会う前にとても助かります。

 

また、50代のわりには手の甲にしみが少ないのは、このハンドクリームのおかげかもしれません。

 

しかしこのクリームの値段は1,100円。

 

注文金額を5,000円以上にするには、5本買わなくてはなりません。

 

1年間で使うのはおよそ2本~3本。

 

1度に5本買うのは抵抗があります。

 

2本買って2,200円。送料無料まであと2,800円。

 

進むべきか、ここまでにしておくべきか。

 

2,200円までにしておくと、送料は360円。

 

この選択が本当に迷うのです。

 

 

記憶している範囲で、私の場合は5,000円まで買い足すことが多かったと思います。

 

ファンケル化粧品は、サプリメントから雑貨まで取り扱い商品数も多いため、日常生活で使うであろう物は 十分あります。

 

シャンプー、サプリメント、雑貨など、その時々で5,000円に到達するように組み合わせてきたと思います。

 

 

人は損したくない生き物

少し前に大学の講座を受講した時に聞いた話です。

 

金銭的な損失は、死の危険に反応するのと同じ脳の部位で処理される。

『あなたのお金と投資脳の秘密-神経経済学-』
ジェイソン・ツヴァイク著、堀内久仁子訳

 

講師の先生によると、この金銭的な損失というのは、1円でも10円でもあてはまるとのことです。

 

買い足すかどうか悩むのは、「損したくない」生き物であることを証明しているかのようです。

 

 

買い足す物を選ぶ基準


そこで、損をしないために買い足す物の基準を考えてみました。

  1.  いずれ使う
  2.  そのいずれはいつなのか
  3.  最後まで使いきれるか

 

使う時期がずいぶん先になり、しかも最後まで使いきれないようであれば、「無理買い」だったという結論になりそうです。

 

 

まとめ 

欲しいものを安く購入したいと考えるのは皆おなじ。

 

そして、過去には配送業界の負担が問題になったことからも、送料が無料なはずがないことも皆知っています。

 

それでも、「送料」は通販の迷いどころ。

 

利用している通販サイトのルールの中で、楽しく上手に買い物をしていきたいものです。