50代✿ゆっくりトコミ

仕事、子育て、介護が一段落しました。これらの経験から大切だと思うことや、前向きな考え方などをお伝えしていきます。

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小2算数 1000までの数がわからない時の教え方のポイント

今日、学習ボランティアとしておじゃました小学2年生の授業は、算数の「100より大きい数」でした。

 

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「10のかたまりが10個で100になる」ことを学習すると、次は「1000」の学習になります。

 

イメージしづらい大きな数をどうやって理解させていくのか、教え方のポイントをまとめてみました。

 

 

 

 

 

100が10個で1000になる

10や20であれば、本当にその数があるのかどうか、1つ1つ数えて確かめることもできますが、1000となってくると、「1つ1つ」数えはほぼできません。

 

ではどうするかというと、「かたまり」でとらえることが必要になってきます。

 

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1つのマスの中には、10のかたまりが10個あります。つまり1マスの中に、ポツ点は100個あります。

 

マスは全部で10あります。

 

それでは、100ずつ数えていきましょう。

100、200、300、400、500、600、 700、800、900の次は1000になるんだよ。

 

 

「1000-1」はいくつになる?

100のかたまりで数えていき、900の次は1000になるということを学習しても、「1000-1」はなかなか難しいようです。

 

「990」と答えたり、まったくわからない子どもさんが何人もいます。

 

このような時には、絵図をつかって視覚的な感覚にうったえると、わかりやすいです。

 

これが全部で1000になることを学習しました。

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1000あるポツ点から、最後の1つを引くわけですが、まずここまでで900になります。

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最後のマスは、9列目までで90になります。                                 

            

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最後の1列から1を引いて、残りは9になります。

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つまり、900+90+9=999になります。

 

 

999から更に1ずつ引いていく

「1000-1=999」。では、「999-1」は?となると、やはり難しい。

 

そんな時は、順に数字を書いていくと効果的です。

 

       998 ← 999 ← 1000

 

もう1つ引くと?

    997 ← 998 ← 999 ← 1000

   

こうやって書いていくと、規則性が見えてきます。                    

 996 ← 997 ← 998 ← 999 ← 1000

 

百の位の「9」を消してみれば、「96 ← 97 ← 98 ← 99」となり、昨日まで学習していた慣れている数字となるわけです。

 

これを教えてあげると、1を引き続けていくことが早くできるようになってきます。

991 ← 992 ← 993 ← 994 ← 995 ← 996 ← 997 ← 998 ← 999 ← 1000

 

この時注意することは、数字を書いていく順序です。

1000 → 999 → 998 → 997 → 996 → 995 → 994 → 993 → 992 → 991

この順序に書いていくと、授業でも教科書でも「1,2,3」「10,20,30」のように、左から右側にいくにつれ数字が増えていくように説明しているため、数字に対するイメージに逆行してしまいます。

 

 

 

 

 

1つ1つ数えようとする時

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それでも、この図のポツ点を1つ1つ数えようとする子どもさんもいます。

 

どうして1つ1つ数えようとするのか

 

〇「100のかたまりが10個で1000」が理解できない。

〇それ以前に「10のかたまりが10個で100」が理解できていない。

〇そういった理解ができていないため、1つ1つ数えることにより安心する。

 

 

対策

「10のかたまりが10個で100」を実感し安心できるまで復習することを、おすすめします。

 

つまり、先ほどの図でいうと1マス分のみを、繰り返し数えてみるのです。

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①1行にポツ点がいくつあるのか、指で1つ1つ数えてみます《10個》

②このマスの中に、10個のかたまりが何行あるか、指で1行ずつ数えてみます《10行》

③1行ずつ指で押さえながら、数えていきます。

「10、20、30、40、50、60、70、80、90、100」

 

 

1つ1つ全部数えなくても、かんたんに(間違いなく)数えることが実感できるまで毎日くりかえし、この「かたまり」でとらえる感覚を身につけてしまいましょう。

 

 

 

 

まとめ

2年生になると、1つ1つ数えて理解する段階は終わります。

 

算数を苦手や嫌いにしないためにも、この時期に「かたまり」でとらえることができるようになることはとても大切です。

 

 

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