足に肉離れをおこし、整形外科に通院しています。
「肩が痛い」「腰が痛い」と次々と人がやってくる待合室。
整形外科ならではの、あるある3選です。
会計から1番近いソファーはだれも譲らない
ある日の通院のこと。
診察を終え会計待ちをしていると、大きな声で「ああ~、痛い痛い。」と言って杖を付きながら待合室に入ってくる女性がいました。
その時私がすわっていたのは、会計のカウンターから1番近い場所。
その場所にイスは3つあり、私を含めた3人がこの「特等席」にすわっていました。
足のケガさえなければ、「ここどうぞ。」なのですが。
さて、どうする?
どう考えても、今回ばかりはこの席を譲ることはできません。
何せ今、自分の二本の足で歩くことができず、ほんの少しの距離でも松葉づえで必死に移動しなくてはならないからです。
他の2人も席を譲る気配はありません。
それでも「痛い~」アピールをして私たちの前を通りすぎる女性。
痛い痛いと言いながら、杖を使いながらも両足を床面について歩いています。
私は片足はつけない状態。
私、いや、私たちもあなたと同様、いや、それ以上に重症なんです。ということで。
すいすい歩けてもソファーにすわれない
検査をしてもらい、診察待ちでソファーにすわっていた時のこと。
向こうからスタスタと何の問題もなく歩いてくる女性がいました。
私のところまでやってくると、隣にすわろうとしました。
それが、なかなかすわろうとせず、ソファーにひざをついて、「あっダメだ。どうやってすわっていいかわからない。」とあれこれやっています。
どうやら腰が痛くて、すわれないようでした。
押し車持参で受診
この整形は総合病院ではなく、開業医の先生です。
そのため、入口でくつをぬいでスリッパにはきかえる待合室での押し車姿は、最初少し驚きました。
しかし、ほんの数メートルの移動も困難になっている自分と重なります。
どうやったら受診までたどりつけるのか。
あの女性も必死なんですね。
番外編
車いすマークの駐車スペースはそれでも空いている
ありがたいことに右足は健常なため、車の運転はできます。
しかし、車から降りてからが大変。
なるべく入口に近い場所に駐車しなくては、入口にたどりつけません。
入口に1番近い場所といえば、車いすマークの駐車スペース。
今回のケガで、人生で初めてこの駐車スペースを使わせてもらいました。
駐車場はいつも混んでいるのですが、なんと車いすマークのスペースが空いているとは!
「痛い、痛い」と次から次へと人が駆けこんでくる整形外科の駐車場で、車いすマークの駐車スペースが空いているというのも不思議なものです。
みなさん、この痛さではまだまだここに駐車はできないと思うんですね。