若い頃していたテニスを数十年ぶりに再開して2年ほどが経ちました。
週に1回というスローペースですが、同世代の仲間と楽しくやっていました。
ところがここでふくらはぎに肉離れをおこしてしまいました。
まさか自分がこのようなケガをしてしまうとは。
事故が起きたのはテニスをしていればよくある動きをしようとした瞬間。
あっという間に走るどころか歩くこともままならなくなってしまいました。
ケガをした瞬間の動き
まさかのその一瞬は、相手が打ったボールが思わぬ方向に返ってきて、思わずダッシュした瞬間でした。
左足がズルッとすべり、「プツン」と音がしました。
何かが切れたのです。
左のふくらはぎの後ろ側に痛みが続き、テニスの続行は不可能であることを悟りました。
処置と治療方法
家族に整形外科まで連れていってもらいその日のうちに受診。
まずレントゲンをとり、骨に異常がないことを確認。
次にエコーをあててみると、筋肉を包んでいる膜にそって出血していることが確認されました。
「ひどい場合は筋肉が裂けてしまっていることがあるけど、筋肉までいってないから、肉離れとしては軽症。」
と先生から言われたものの、左足を一瞬つきながらほぼ右足で歩き待合室まで這うように戻りました。
治療は、患部に張る湿布と14日分の痛み止めの内服。
松葉づえは使うように言われませんでした。
足にケガをすることの不自由と恐怖
歩行が困難になり、最も不自由なことは次の3つでした。
- 車の運転
右足はケガをしていないので、車の運転はしようとおもえばできるのでしょうが、いざという時に、左足にはほとんど力が入らないため、何かあってはいけないと思い車の運転は数日見合わせました。 - お風呂の浴槽の出入り
特に浴槽から出るときに、どちらの足から先にでるべきか、つまりどうやったら左足に負荷がかからないのか、出るに出られない状況となりました。 - 床にすわると立ち上がれない
一度すわってしまうと、次に立ち上がる時が大変なのです。
なぜか歩き始めが痛くて、夫からも「そんなんで、松葉づえ使わなくていいの?」と言われるほど。
そんなわけで、左足をつく時間をなるべく短くして右足にばかり重心をかけて歩いていると、なぜか左側の股関節部分が痛くなってくるではありませんか。
おかしな歩き方をしていると、他の部分が痛くなってきてしまうと聞いてはいましたが。
お説のとおりです。
では、ふくらはぎの回復を優先して安静にしているか?
いやいや、そんなことをしていたら筋肉が落ちて寝たきりになってしまうかも?
若い人と違い、50代の足のケガはいろんな意味で元に戻るのにギリギリかもしれません。
年をとってからの足のケガが、どういうことになるのかと恐怖を感じた次第です。
10年後や20年後に同じケガをしたら、けっこう致命傷かも。
気をつけたいこんな動き
はからずもこんなことになってしまうと、実は私も肉離れをやったことがあると周りの人から言われます。
〇氷鬼をしていたとき
〇大繩とびに加わろとしたとき
う~ん。
それまで問題なく何回もやっていたことでも、そういうタイミングが来るということなんですね。
検査技師の人にも、「肉離れの人、けっこう来ますよ。中には入院が必要な人もいます。」と言われました。
これからは、運動前の準備運動は、どれくらい時間をかけてどの程度やればいいのか、よくよく考えなくては。
また、寒い時期のテニスは控えることが必要かも。
というより、今後テニスをするのが少し怖いですね。
まずは日常生活でケガをしないように気をつけていかないといけないですね。