足に肉離れをおこし整形外科に通院する日々。
駐車場に入っていくと、今日も入口に一番近い車いすマークのスペースが空いています。
このスペースに駐車することにも心理的に慣れてきました。
歩行困難のこの状態は見た目にわかりやすく、周囲の人の「無言の許可」も得やすい気がします。
ところが、車いすマークのスペースにとめようとしていると、駐車場整理の男性が近づいてくるではありませんか。
職務を全うしようとしている誠実な整理員さんに、果たして私の言い分はとおるのでしょうか?
もう少し向こうにとめてくれないか
この男性は、私がこのスペースにとめてもいいだけの人なのか判定しようとしています。
「足が悪くて歩けないので、ここにとめたいんですが。」
お願いしてみると、その整理員さんは私が足の悪い当人であるとは夢にもおもわず、一生懸命に車の後部座席に「重病人」がいるのかとのぞきこんでいます(笑)。
「具合の悪い人でもいればなんだけど‥‥。もう少し向こうに空いているスペースがあるから、そっちに回ってくれないかね。」
「‥‥‥。はい、わかりました。」
あんた、そんなに足が悪いのかね
車から降りて歩く私の姿を見たら、さぞかしビックリして「しまったーー。」と思うだろうな。
車から降りて這うように歩きはじめると、それを見ていた整理員さんが飛んできました。
「あんた!そんなに足が悪いのかね。いや~、申し訳なかったね。」
整理員さんとの交渉に必要なこと
整理員さんは、「こんなに歩行困難な人にあっち行け。」と言ってしまったし。
私は私で「この歩き方を見たら、あっちに行けと言ったことを後悔するだろうな。」と、お互いに気まずい思いをしてしまいました。
次回、このような気まずさを回避するためには。
足の具合を具体的に説明する
「足が悪いので」だけでは、ここに来る人はみんな足が悪いわけだしということになります。
- 「片足をつくことができない」
- 「松葉づえを使っている」
このような、より具体的な説明が必要でした。
まとめ
あきらかに高齢者でもなく、自分で車を運転して来ている人が、車いすスペースにとめるのはいかがなものかと思うのはもっともです。
高齢でいかにも具合が悪そうであれば「審査無し」なのでしょうが、そうでない場合は、わかりやすい具体的な説明が必要だと思いました。