相続などで土地や家屋を所有することがあります。
維持費等の都合で売却するケースも多いとおもわれますが、売却すれば相応の収入が発生する可能性があります。
収入が発生すれば所得税がかかることは思いついても、翌年度の保険証の保険料に影響が出ることまでは思いいたらないのではないでしょうか。
保険料が高くならないようにするために、売却のタイミングを見計らう必要があります。
保険証の種類
保険証は大きくわけると３種類あります。
保険料と収入の関係
それでは、各々保険料はどのように計算されているのでしょうか。
保険料は、会社に勤めて給料をもらっている時は給料の金額を基に計算されます。
そして、国保や後期高齢者医療に加入している場合は、前年度の所得金額を基に計算されます。
おすすめの売却タイミング
つまり、社会保険に加入中に土地を売却してどんなに多額の収入を得ても、それは保険料に反映されません。
ところが、国民健康保険や後期高齢者医療に加入中であると、売却による収入は翌年度の保険料の計算に反映されるため、ギョッとするような請求書が送られてくることになります。
よって、土地の売却は社会保険の加入中がおすすめ
まとめ
前年度の所得から計算されるものは、保険料の他に住民税もあります。
忘れたころに追いかけてくる請求書。
土地の売却のタイミングには様々な事情がからむでしょうが、翌年度の保険料にも影響が出ることをお忘れなく。
