すでに公開してあるブログの記事を後から読み直してみると、もっと読みやすく直せそうだと思うことがあります。
記事を読みやすくするために、修正加除をした時の効果を検証してみました。
リライトとは
記事のリライトとは、より読みやすく価値のある記事にするための修正加除です。
そのため、誤字脱字をなおした程度のものではなく、「創意工夫を施し、古い情報を新しくする」などの作業になってきます。
どの記事をリライトするか
どの記事をリライトするか。
ずばり「アクセスの多い記事」からになります。
なぜなら、リライトした効果が反映されやすいからです。
新記事も書かなくてはならない、リライトもしなくてはとなった時に、ほとんどアクセスの無い記事に労力をかける時間がありません。
私の場合、アナリティクス(アクセスの解析ツール)のリアルタイム画面で最近よく見るなと思っていたら、投稿から3カ月で、(私的には)劇的にアクセス数が伸びていた記事がありました。
それが、こちらの記事です。
月間アクセス数は次のとおりです。
2021年4月(投稿月) 92
5月 24
6月 184
7月 724
リライトの内容
導入部
今日、学習ボランティアとしておじゃました2年生の授業は、算数の「時計」の見方でした。
新2年生も新しい教室に慣れてきたころではないでしょうか。
↓
小学1年生で始まっている「時計」の学習ですが、多くの子どもさんにとって、時計の見方は簡単ではないようです。
このやり方でも数えられるでしょうけれど、時間がかかるのと数え間違いが起きやすいですよね。
そのため、時間を数える時は、5分ずつのかたまりで数えることを覚えてもらう必要があります。
↓
このやり方でも数えられるでしょうけれど、時間がかかるのと数え間違いが起きやすいですよね。
そのため、時間を数える時は、5分ずつのかたまりで数えることを覚えてもらう必要があります。
どうでしょうか。
ここがポイントだと言っているのですから、太字とアンダーラインをひいて目立たせることにより、読み手にわかりやすくなります。
前向きな表現に変更
◎1時間=60分
◎60分=10分が6コ分
◎10分=5分が2コ分
この感覚がつかめるようなるには、少し時間がかかりそうです。
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◎1時間=60分
◎60分=10分が6コ分
◎10分=5分が2コ分
この感覚がつかめるようになってくると、時計の学習もぐっと楽になってきます。
実際に学習支援したお子さんの例にもとづいて説明をしており、最初は感じたままに書いていました。
しかし、困っている親御さんをネガティブな気持ちにしてはいけないと思い表現をかえてみました。
言いたいことは、表裏なんですよね。
追記
「5,10,15,……55,60」を繰り返し音読し、それができるようになったら「60,55,50,……10,5」の逆順も練習して、5のかたまりの増減が完全にのみこめるようになるといいですね。
時計を指さしながら反復練習を行っていくことにより、長針が「1」を指すと5分、「2」を指すと10分という感覚にも次第に慣れていきます。
5ずつとばしの反復練習をするのは、時間のかたまりをつかむためです。
実際に時計の数字を指さしながら行うのは、最終仕上げになりますよという意味で追記しました。
時計の見方がわかるようになるために何をどうすればいいのか、より具体的に書いてみました。
効果
アクセスが増えていることに気がついた時にグーグルで検索すると、この記事は1ページ目にはありましたが、スクロールしないと見えない位置にありました。
このリライトを行ってから数日後に検索してみると、なんと順位が4つあがり、スクロールしなくても見えるようになっていました(スマホとタブレットのみ)。
まとめ
リライトに つかったテクニックはたったの1つ。
IT苦手な50代ですから、難しいことはできません。
それでも、検索で1ページ目の上半分に入ることができました。
もっとストレスのないページ作りは必要でしょうけれど、大事なのは、いかにわかりやすく書くのかを考えることだといえそうです。