買い物をしてレジに並ぶ時、老若男女だれもがなるべくすいているレジを選ぼうとします。
そして、並んで列が思うようにすすまないと、前に並んでいる人の様子が気になります。
買い物カゴいっぱいに詰められた食料品にため息が出そうになり、おさいふの中のポイントカードがなかなか見つからない人などがいると、急いでいる時ほど衝撃を受けてしまいます。
しかし今回は、自分がその「前の人」となり、後ろの人に舌うちされるという事件がおこりました。
私が買った商品は1つ
ホームセンターで購入したのは、プリンターのインクカートリッジたったの1つでした。
私がレジに並ぶと、すぐに別の男性が「ここがすいていて早そうだ。」と言って私の後ろに並んだのです。
しかし、私はその言葉を聞いて不安になりました。
それは、私の買い物はたった1つでしたが、手にしていたのが「商品カード」だったからです。
舌打ちをする後ろの人
案の定、心配ごとは的中します。
その男性は一瞬でレジ精算が終わるだろうと胸算用していたのでしょう。
ところが、レジの人は商品カードを持って商品を取りに3mほど離れたサービスカウンターに行ってしまいました。
「おい、何だよ。」とつぶやく男性。
そして、レジの人は商品の棚を上から下まで何度も見返しているのです。
ああ、見つからないのだなと遠目に見ていてもわかります。
とすかさず、「ちっ、すいていると思ったからここに並んだのに。」と舌打ち。
後ろを振り返ることもできず縮みあがる私。
そこへ何とか商品を見つけて戻ってきたレジの人。
と、その時にはすでに男性はこのレジに見切りをつけ、他のレジに並び直していました。
レジを選ぶときのポイント
レジを選ぶときのポイイントは、基本的には次の3つになると思います。
〇人数が少ない列
〇買い物カゴの商品が少ない人が並んでいる列
〇返金などのイレギュラーでもめていない列
並んでいる人数は少ないけれど、買い物カゴを見るとたくさん商品が入っている。
1人しかいないけれど、返金でもたついている。
意識せずとも、どの列につくべきか微妙な見極めを買い物のたびに行っているわけです。
まとめ
レジに並んでいる人が、手に持てるだけしか商品を持っていないと「やったー」とばかりにその人の後ろに並んでしまいます。
けれど今回のように、それが「商品カード」の場合はご注意ください。
たとえ30秒であれ、予想外にかかる時間は長く感じられるものです。
次回からはそれが「商品カード」と後ろの人に見えるように持って並んでいようと思いました。
皆さんも、前の人が持っているものが「商品カード」でないかどうかさりげなくのぞいてみるといいですよ。