自分だけではなく、夫の老化も目につくようになる50代。
どちらが長きするのかはわかりませんが、将来おひとり様となる前提で、将来の見通しや現在の生活の見直しについて考え準備しておくことは大切です。
大まかに分けると必要なことは5つになりますが、今回はその中で日々の【生活力】について考えてみました。
生きていくのに必要な5つのこと
1 お金
2 家
3 身体の健康
4 心の健康(生きがい、友だち)
5 日々の生活力
この中で、今一番関心のあることは、「お金」になります。
最も足りないもの
50代の既婚女性に不足しているのが、以外なところで日々の「生活力」なのではないでしょうか。
家事はほとんど私がやってきていますという方が多いと思いますが、今回の「生活力」とは、既婚者ゆえに、夫まかせにしてきた部分です。
次の3つができれば、生活力の基本はもちろんOK。
〇食事作り
〇食料の買い出し
〇トイレと洗面所のそうじ
苦手であったり嫌いだとしても、この3つがまったくできない女性は少ないような気がします。
夫にやってもらっていること
虫たいじ
虫の苦手な女性は多いのではないでしょうか。
男性も苦手かもしれませんが、とにかく一方的に世のだんなさんにやってもらっていることの第1位は、虫たいじではないでしょうか。
妻の側からすれば、虫と遭遇した時、「ちょっと、虫!」の一言ですみます。
〇アリ
梅雨時に、夫の不在時に部屋のたたみの上を行進する数匹のアリを見つけてしまった時の驚き。
とりあえず、ガムテープでぺたぺたくっつけて駆除。
夫が買ってきてくれた、アリの巣コロリを付近に置いてみました。
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〇ハチの巣退治
ハチは、室内ではないにしても、危険度がちがいます。
買い物から帰ってきて、玄関に入ろうとすると、夫が軒下にハチの巣を発見しました。
よく気がついたと感心すると、「今、ハチが目の前を飛んだいったんだよね。」「ほら。」と指さされた方向を見ると、確かにハチです。
これまでも軒下に巣を作られたことがあったため、殺虫剤は買ってありました。
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これを頭上の巣に向かって噴射するのですが、怖くてできませんでした。
もしも、 苦しまぎれにやり返されたらと思うとその場で見ていることもできず、私は安全な玄関の中に入っていました。
ハチが飛んでいたら、「巣があるかも?」と思うことは学習しました。
しかし、ハチの巣に向かって殺虫剤を噴射することはできそうにありません。
おひとり様になったら、お金を払ってでも業者さんにお願いすることの筆頭でしょうか。
蛍光灯の取り換え
こちらも、身長差の関係で男性にお願いすることが多そうです。
私も記憶する範囲でやったおぼえがありません。
そういうわけで、夫と一緒にホームセンターに行き、購入するところからやってみました。
ホームセンターに行ってみると、そもそも売場がどこになるのかもわかりませんでした。
蛍光灯を買ったこともないことが判明しました。
マウスの買い替え
職場でも、IT関係の得意な女性はいましたが、50代だと、一般的には男性のほうが詳しいでしょうか。
先日、パソコンのマウスが壊れてしまいました。
この買い物も、私ひとりではできませんでした。
おひとり様になったときに、パソコンが故障したらどうしようという心配がよぎりましたが、店員さんに聞けばいいか。
なにせ、《おばさん力》だけはありますからね。
野菜の支柱たて
小さい畑でも、土を耕し、支柱をたてるなど、トマトやキュウリを収穫するまでにはけっこうな労力が必要です。
ふと見ると、夫がとても長い支柱を何か道具を使って立てていました。
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こんな便利グッズを使っていたのかと、今年、初めて気がつきました。
セルフのガソリン給油
最近増えてきている、セルフのガソリンスタンド。
夫は安いセルフスタンドにさっさと切り換えましたが、私はできる自信がないため、なんと私の車も夫がセルフスタンドで給油をしてくれていました。
それがここで、夫に一緒に行ってもらいながら、やっとチャレンジしてきました。
まず、給油口のキャップを外すのに時間がかかる《握力がないため》
このホースの持ち手、給油口に入れている間中、押しているんだっけ?
それとも、押さなくていいんだっけ?《単純に覚えられない》
2回ほどやってみましたが、まだまだ独り立ちできません。
次も一緒に行ってもらわなくては。
なぜ、夫まかせにしてきたのか
この答えは簡単です。
「自分の分担ではない」と考えてきたからでしょう。
まとめ
身長や腕力などの都合で、一方的に夫にお願いしてきたことは意外とあります。
夫婦2人で暮らしていれば、得意不得意、余裕がある方がするなどで生活を切り盛りしてきていますが、あまりに関わらないでいると、そのことに関してまったく「非力」になってしまいます。
「いざとなれば」の「いざ」が来る前に、慣れて「生活力」を上げておけば、ストレスの少ない高年期を生きていかれるのかなと思います。